社会人になってしまった社会人による備忘録

元ヲタク(アケカス)、かつ元フットボーラーという異色?な経験を送った人間による備忘録になります。現在は人材ベンチャーにて日々研鑽。

採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。【引用記事】

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blog.tinect.jp

AIの採用を見送った理由はAIの判断が悪かったからではない。結果だけみれば、AIの判断はプロの採用担当者と比較して、そう悪いものではなかったようだ。

問題となったのは、AIが「なぜこの人を選んだのか。なぜこの人を選ばなかったのか」を説明してくれなかったところにあったという。

 

ヒトとAIとの違いは「物事に意味合いを持たせられるか」という部分かと。

 

例えば企業の営業職だとノルマに対してノルマまでのプロセス

(例:コール●件、アポイント●件、訪問●件、案件化●件、受注●件、受注単価●円…)

を設定すると思います。

 

AIだと瞬時に過去何か月分の実績を分析して、

そこから適切な数字をたたき出してくれますが、

おそらくそこには意味合いがなく、

ただの数字の羅列に見えてしまう可能性があると考えます。

 

「何故、この目標を追うのか?」

「何故、●件コールしなければいけないのか?」

「何故、●件アポイントを取らないといけないのか?」

など、本質的な回答はヒトだからこそ導き出せるものであり、

ヒト対ヒトだからこそ、納得するまで理解し合えるのではないでしょうか。

 

引用記事の末尾にも記載がありますが、

AIが発達することで、

ヒトの仕事がよりヒトが必要な仕事に時間を割けられるよう、

AIと共存しあっていくことが大切だと思います。