採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。【引用記事】
AIの採用を見送った理由はAIの判断が悪かったからではない。結果だけみれば、AIの判断はプロの採用担当者と比較して、そう悪いものではなかったようだ。
問題となったのは、AIが「なぜこの人を選んだのか。なぜこの人を選ばなかったのか」を説明してくれなかったところにあったという。
ヒトとAIとの違いは「物事に意味合いを持たせられるか」という部分かと。
例えば企業の営業職だとノルマに対してノルマまでのプロセス
(例:コール●件、アポイント●件、訪問●件、案件化●件、受注●件、受注単価●円…)
を設定すると思います。
AIだと瞬時に過去何か月分の実績を分析して、
そこから適切な数字をたたき出してくれますが、
おそらくそこには意味合いがなく、
ただの数字の羅列に見えてしまう可能性があると考えます。
「何故、この目標を追うのか?」
「何故、●件コールしなければいけないのか?」
「何故、●件アポイントを取らないといけないのか?」
など、本質的な回答はヒトだからこそ導き出せるものであり、
ヒト対ヒトだからこそ、納得するまで理解し合えるのではないでしょうか。
引用記事の末尾にも記載がありますが、
AIが発達することで、
ヒトの仕事がよりヒトが必要な仕事に時間を割けられるよう、
AIと共存しあっていくことが大切だと思います。